趣旨・ルール

趣旨

  • 小学校・中学校・義務教育学校の児童生徒の日常的な運動の機会を増やすことで、自分自身の体力向上と健康づくりに積極的に取り組む意識と実践力を育むことを目的に実施する。いつでもどこでも短時間でできるなわとびを通して、福島県全体で体力の向上を図り、肥満傾向児出現率の縮減につなげる。

主催

  • 福島県教育委員会

協賛

  • 酪王協同乳業株式会社

参加対象

  • 県内全公立小学校・中学校・義務教育学校

実施期間

令和6年9月2日(月)~令和7年1月30日(木)

種目及びルール

長なわ跳び
種目 8の字跳び
実施方法等
制限時間内に跳んだ回数の総計を記録する。
制限時間は3分とする。
なわを回した状態から計時係が号令をかけてスタートする。
回し手は教師でもよい。(回し手の1人は児童生徒とする)
一人ずつ入って、跳んで、抜ける(8の字跳び)。
なわがひっかかって跳べなかったり、跳ばずに通り抜けした場合は回数に数えない。そこからカウントを続けることとする。
学級の在籍人数で以下の部門で参加する。
カテゴリー19人以下
カテゴリー210人以上25人以下
カテゴリー326人以上
※運動量確保の観点から以下の点に留意し、1学級で複数チームを編成することができる。
※1人で複数のチームに参加できない。
■グループ編成をする場合は、1チーム5人以上とする。
■1チームほぼ同数の編成とし、チームの人数差は1人以内とする。
複数チームを編成した場合は各チームの平均値をその学級の記録とする。
学校で単学年でのチーム編成ができない場合(1学級4人以下)は学年の枠を越えてチームを編成することができる。(登録に関しては、上の学年とする)
学級全員の参加を原則とする。(ただし、けがや病気でやむを得ず参加できない場合はその限りでない。)
中学校に関しては、部活動単位での参加も可能とする。部活動単位での参加によるチーム編成については、部員数により⑦に記載の部門に参加することとする。
実践期間中は、各学級が何回でも挑戦及び記録の登録ができる。
短なわ跳び
種目 個人 前回し跳び
実施方法等
両足跳びで実施する。
失敗した回数に関係なく、制限時間内に跳んだ回数を登録する。
制限時間及び目標回数
小:低学年制限時間1分目標回数100回
小:中学年制限時間1分30秒目標回数200回
小:高学年制限時間2分目標回数300回
中学生制限時間2分目標回数300回
※学年によって設定された目標回数をクリアした場合に登録できる。
種目 個人 後ろ回し跳び
実施方法等
両足跳びで実施する。
失敗した回数に関係なく、制限時間内に跳んだ回数を登録する。
制限時間及び目標回数
小:低学年制限時間1分目標回数90回
小:中学年制限時間1分30秒目標回数180回
小:高学年制限時間2分目標回数270回
中学生制限時間2分目標回数270回
※学年によって設定された目標回数をクリアした場合に登録できる。
種目 個人 二重跳び
実施方法等
失敗した回数に関係なく、制限時間内に跳んだ回数を登録する。
小:低学年制限時間20秒目標回数20回
小:中学年制限時間40秒目標回数40回
小:高学年制限時間1分目標回数60回
中学生制限時間1分目標回数60回
※学年によって設定された目標回数をクリアした場合に登録できる。
種目 ペア 2 in 1
実施方法等
2人で同じ方向を向き、並んで立つ。
1本のなわの持ち手をそれぞれ外側の手で持つ。
1本のなわをタイミングよく回し、2人で前回し跳びを行う。
失敗した回数に関係なく、制限時間内に跳んだ回数を登録する。
小:低学年制限時間1分目標回数60回
小:中学年制限時間1分30秒目標回数100回
小:高学年制限時間2分目標回数200回
中学生制限時間2分目標回数200回
※学年によって設定された目標回数をクリアした場合に登録できる。
種目 ペア 連鎖跳び
実施方法等
一人一人がなわを持ち、2人で同じ方向を向き並んで立つ。
それぞれが持っている内側の持ち手を交差する。
交差したなわをタイミングよく同時に回し、2人で前回し跳びを行う。
失敗した回数に関係なく、制限時間内に跳んだ回数を登録する。
小:低学年制限時間1分
小:中学年制限時間1分30秒
小:高学年制限時間2分
中学生制限時間2分
  • 実施期間中は、各児童生徒が何回でも挑戦及び記録の登録ができる。
  • 1人で複数種目にエントリーすることができる。

記録登録及び閲覧

  1. 記録の登録は、「みんなで跳ぼう!なわとびコンテスト」のweb上から登録する。その際、福島県教育委員会から示された学校IDとパスワードを用いて「ログイン」する。
  2. 長なわ跳びの記録は教師(担任・顧問等)が立ち会って実施・確認し、記録の登録は教師(担任・顧問等)が行う。
  3. 短なわ跳びの記録は教師(担任・教科担当)が立ち会って実施・確認し、記録の登録は教師(担任・教科担当)が行うことになるが、実際の計測は児童生徒が行う場合が多いことが予想されるので、児童生徒の申告に間違いがないかよく確認し登録を行う。
  4. 短なわ跳びの記録登録を実名で行う場合については、各学校で紙面により保護者の承諾を得ること。また、個人情報の管理に留意すること。(実名での登録のほか、ニックネームでの登録も可)
  5. 記録の閲覧は、「みんなで跳ぼう!なわとびコンテスト」のweb上からいつでも確認できる。また、学級や個人の記録が過去の記録と比較できるので、可視化したデータを基に児童生徒の意欲付け等に活用してください。

その他

  1. 各学校は、児童生徒の実態に即した種目選択を行うとともに、実施時期、実施時間を決め、計画的に実施することで自校の児童の体力向上と肥満解消につながるよう取組を進める。
  2. 児童生徒の健康観察、施設・用具の点検などを行い、児童生徒にとって安全な活動となるように配慮する。
  3. 長なわ跳びについては、成績上位校(学級・部活動)を表彰する。
    ※ 意欲的に取り組んでいる学校はぜひ、その取組をご紹介ください。